白井一成氏がCEOを務めるシークエッジ・グループは、実にさまざまな分野の事業を行っています。金融マーケット関連事業はもちろんのこと、出版事業もシークエッジ・グループの傘下に収めています。

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そこで、今回はシークエッジ・グループの出版事業会社である株式会社実業之日本社の事業内容についてご紹介していきます。

◆ベンチャー企業精神を持った老舗出版社

株式会社実業之日本社は、明治30年創業の老舗出版社として歩みを続けていた会社になります。大きなデジタル化の波が出版事業にも押し寄せ、事業の方向性の見直しと転換が必要となり、この先を見据えてシークエッジ・グループの傘下に入ることになったようです。
こうした事業の見直しに伴って、株式会社実業之日本社では新たな活力を求めて新たな人財の募集を積極的に行っているようです。
HPからは、ベンチャー企業精神を持った老舗出版社である点が強調されています。

◆ちょっとした驚きがある会社

株式会社実業之日本社には、ちょっとした驚きがあるようです。現在では当たり前になっている本の委託制度を最初にスタートさせた会社だそうです。
また、明治・大正・昭和に活躍した芸術家北大路魯山人が表紙の題字を書いた雑誌や、大隈重信が寄稿した雑誌もあるそうです。そして、編集顧問が新渡戸稲造だったというのにも驚かされます。

出版業者の老舗と金融投資事業で注目されている白井一成氏率いるシークエッジ・グループとのコラボレーションによって、出版業界にどんな新たなムーブメントを呼ぶのか、今後の動向が気になります。